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  • 皆さんの生活をもっと便利にするためにブログ:2017-7-17

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    皆さんの生活をもっと便利にするためにブログ:2017-7-17

    四畳半程度の広さだが、
    小松菜やほうれん草がとれ、トマトやナスを育て、
    シソやミツバが食べられる我が家の家庭菜園は魅力に溢れている。

    さわやかな日差しを浴びながら、
    家内と一緒に虫や草をとり、
    若苗の間引きなどをしていると…

    「雑草を恐れるな」
    突然、二階のベランダからママの声がした。

    御歳九十三、認知症が少し出ているが、
    しゃきっとしたもの言いに、
    俺は「分かった」と見上げながら答えた。

    「まだ本当の百姓ではない」
    ぼくの手つきや野菜の育ち具合いを見てのさらなる声。

    「野菜は同じところに作るな」と
    忠告も飛んでくる。

    私は「はいはい」と返事をしながら、
    久々に力が入っているお母さんを微笑ましく思った。

    五年前、母親の調子が少し崩れかかったときには、
    猫を飼って凌いだ。

    母が生きていく上で必要なのは、
    連日の具体的な世話と思いやる心を
    取り戻してもらうことであったから…

    「畑をやればまだ長生きしてもらえるかも」と嫁が言うので、
    オレが「降りてきて畑をやらないか」と大きな声で誘ったら、
    母は「それは無理」と小さく言って顔を引っ込めてしまった。

    信州の農家出身の母親。
    その母の口癖が、
    「あの山の向こうに行けば田舎がある」だった。
    山とは、ベランダから見える小高い公園の雑木林だった。

    お父さんが亡くなって二十五年。
    この頃、ママの気持ちはさかんに実家へと向いている。
    ふるさとを「魂の休まるところ」と理解すると、
    お母さんの心情がよく理解できた。

    最近
    「体調、体力を見て実家へママを連れて行こう」が
    あたしと奥さんの合言葉になっている。

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